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フルードパワー道場8
「フルードパワーに生かせる電子回路技術(2)」開催のお知らせ
基盤強化委員会企画
 
 知識や経験の不足など,わが国のものつくり産業が抱える多くの問題が指摘されております.知識や経験を伝承し共有する面からも,(一社)日本フルードパワーシステム学会では明日のフルードパワーを担う技術者の方々に積極的に学会活動に参加し,企業と学会,企業と企業のヒューマンネットワークを築く交流の場を設けることが大切であると考えております.また,これらの方々に企業と学会,企業間での橋渡しを担っていただく契機を提供できればと願っています.
 そこで,技術者に軸足を置いた横断的な交流を目指し,(一社)日本フルードパワーシステム学会でなければできないサロン的な雰囲気の企画「若手育成フルードパワー道場」を2006 年度より開催しております.2012年度は「フルードパワーに生かせる電子回路技術」と題し,フルードパワー機器にマイコンなど電子回路を組み込む(エンベデッド)際に必要な知識を提供しました.この企画は大変好評で「より突っ込んだ知識が欲しい」とのご要望がありました.また,「若手」だけでなく誰でも参加できる方が良いのでは,との基盤強化委員会の反省もありました.
 そこで2013年度は新たに「フルードパワー道場8」と改名し,「フルードパワーに生かせる電子回路技術(2)」と題した企画を実施します.電子回路組み込み技術は機器の高機能化に必須であることは公然の事実ですが,ノウハウをブラックボックス化し独自性を保つ強力な武器ともなり,今後ますます重要となることは明らかです.2012度の企画をベースに,道場8ではマイコンやプログラマブル高機能集積回路に関する知識,開発ツールおよびデジタル電子回路を記述する言語など利用技術に関して,より突っ込んだ実践的知識を提供します.講師として機械技術者を迎え,機械技術者にとって障壁となる事項やそのクリア手法などについてのノウハウを語ってもらいます.また可能な限り実習を含めより理解しやすい内容にします.
 会場は芝公園の機械振興会館内あるいは実習の都合に応じて都内・近郊を予定しています.講義(実習)終了後は講師を囲んで懇談会を開催します.講師および参加者同士と情報を交換する貴重な機会です.奮って参加ください.
 
開催時期および題目(予定):
2013年 6月 組み込み電子技術(仮) 講師 東工大・山本円朗氏
2013年 8月 フルードパワーにおける組み込み実例
2013年11月 マイコンを使った組み込み実習
2014年 2月 ハードウエア記述回路を使った組み込み実習
   
参加費: 5万円(4回分一括)(賛助会員企業の方なら,会員,非会員を問わず参加できます.)
参加者定員:

20名(定員になり次第締め切ります)

   
  申込につきましては こちら をご覧ください。
 
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