下記のとおり、若手育成フルードパワー道場7の第2回を開催します。
本年度は「フルードパワーに生かせる電子回路技術」を共通テーマとし、グローバル化対応や製品の独自性を維持するため、フルードパワー分野でも益々重要性が増す電子回路の応用技術や組込み技術を取り上げます。
第2回はリアルタイムOS(オペレーティングシステム)をとりあげます。ご存知のようにOSはアプリケーションプログラムと、電子回路固有な機能との仲介をする役割を持ちます。組み込みシステムに代表されるマイクロコンピュータを用いた電子制御において、規模の小さな制御機器では特にOSを使わず、例えばC言語のみで全ての制御プログラムを作成することもできます。しかし処理の規模が大きくなったり、あるいは厳密な制御タイミングが要求されるとき、リアルタイムOSは不可欠になります。どのような場合リアルタイムOSが効果的なのか、ウインドウズに代表される汎用OSはなぜ不適格なのか、このような話題について東京工業大学精密工学研究所・只野耕太郎先生に、フルードパワーに適用した実例に基づくご講演を頂きます。その後、講師の只野先生を囲む懇親会を開催します。
若手育成フルードパワー道場は全4回の開催になりますが、今回だけ単発での参加も受け付けます。奮っての参加をお願いいたします。
詳細や参加形態(4回5万円、単発1万8千円)、参加費の支払い方法などは学会事務局(info@jfps.jp)に問い合わせ下さい。 |