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平成28年春季講演会併設セミナー
「フルードパワーシステムを変える IoT,ICTの最新技術」

 

開催日時:2016年5月25日(水) 13:00~16:45

 

開催場所:機械振興会館 本館 (東京都港区芝公園3-5-8) 地下3階 B3-1

 
趣 旨:
 IoT (Internet of Things:モノのインターネット)という言葉がさまざまなメディアで取り上げられ話題となっているが,その実態は漠然としてなかなか理解しづらい状況ではないかと考える.
 製造業におけるIoT のトレンドの一つとして,設備や機器に取り付けたセンサから稼働データをネットワーク経由でクラウドサービスなどに収集し,生産設備や機器の稼働状況を管理・分析し,運用・保守や製品開発に生かすといった取り組みが始まっている.一方,建設機械や農業機械といった分野においては,ICT (Information and Communication Technology) を活用した自動運転,遠隔操作,ロボット化といった様々なアプリケーションが構築されてきている.
 従来からフルードパワーシステムが活用されている分野に,IoT,ICTを適用することにより,より高付加価値なシステムを構築することが可能となってきており,今後フルードパワーシステムを発展させていくためには,IoT,ICTが重要な基幹技術の一つとなると考えられる.
 IoT,ICTに対する理解を深め,さらなる活用を図っていくため,IoT,ICTについて解説いただくとともに,その基盤技術となる情報センシング技術,情報通信技術,遠隔制御技術についての解説,さらに生産設備や建設機械におけるアプリケーションを解説していただくセミナーを開催します.
 なお,本セミナーは学会誌を担当する編集委員会と,講演会やセミナーの企画を担当する企画委員会の合同企画事業の第13回目です.先に学会誌(47巻第2号(2016年3月号))で同じテーマで特集を組み,執筆された方々の中から講師をお招きし,この学会誌をテキストとして,本セミナーにおいてご講演いただき解説記事を深く理解する機会を設けるものです.
 春季講演会との併設開催です.フルードパワーシステムの最新情報を得る絶好の機会でありますので,ぜひ春季講演会とセットでの参加登録をお勧めします.
 受講料・申し込み方法は,平成28年春季フルードパワーシステム講演会のお知らせの「7.参加登録」をご参照ください.
 

テキスト:学会誌47巻第2号(2016年3月号)特集ページをテキストとして使用しますので,ご持参ください.

 
プログラム:
13:00 ~ 13:05
企画委員長 あいさつ
横浜国立大学
眞田 一志
13:05 ~ 13:30
「Internet of Things 時代における変化とその対策」
日本アイビーエム株式会社
森 大輔 氏
13:30 ~ 13:55
「フルードパワーの情報センシング技術」
横浜国立大学
眞田 一志 先生
13:55 ~ 14:20
「マイコンと周辺装置の情報通信基盤技術」
岡山理科大学
赤木 徹也 先生
14:20 ~ 14:40 休憩  
14:40 ~ 15:05
「遠隔操作に関わる一般論とバイラテラル・マルチラテラル遠隔制御について」
豊橋技術科学大学
三好 孝典 先生
15:05 ~ 15:30
「エアパワーメータを活用した空気圧システムの省エネルギ化」 福岡工業大学
加藤 友規 先生
15:30 ~ 15:50 休憩  
15:50 ~ 16:15
「衛星通信を利用した建設機械のグローバル遠隔監視システム」 イリジウム
関口 和浩 氏
16:15 ~ 16:40
「荒掘削から仕上げ整地まで自動アシスト制御するICT油圧ショベル」 コマツ
大岩 憲史 氏
16:40 ~ 16:45
編集委員長 あいさつ 東京工業大学
吉田和弘
 
問い合わせ先
(一社)日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館 別館102  
Tel: 03-3433-8441  Fax: 03-3433-8442  E-mail: info@jfps.jp
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