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平成24年度オータムセミナーのお知らせ
「フルードパワー技術を活かす油圧作動油の最新動向」

 
開催趣旨:
 
油圧装置では,使用条件や使用環境に応じて,多種多様な油圧作動油が使用されています.最近では,省エネルギー型油圧作動油に代表されるように,地球環境をキーワードとした作動油の開発が増えてきており,この流れは,鉱油系作動油,含水系作動油,合成系作動油に広がっています.
 油圧機器メーカーや油圧装置メーカーが,これらの作動油の特性を活かしながら地球環境に配慮したフルードパワー技術の開発を進めていく中で,ユーザー側でも,母機を最適な状態に維持し日々の生産性を向上していくために,各種作動油の性質や特徴を把握することは,非常に重要です.
 本セミナーでは,鉱油系作動油,含水系作動油,合成系作動油といった作動油の最新動向をご紹介します.正しい知識を得て,今後の企業活動に活かしていただくためにも,メーカー,ユーザーを問わず,本分野に携わっている皆様の積極的なご参加をお待ちしております.
 また,本セミナーは,JX日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所にて実施しますが,午前中は,関連施設の見学会も行いますので,見学会へのご参加も合わせてお待ちしております.
 

開催日:2012年11月9日(金) 10:30 ~ 16:40

 

会  場:JX日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所
    横浜市中区千鳥町8番地
    TEL:045-625-7111

 
プログラム
10:30 ~ 10:35 開会の挨拶 企画委員長 大内 英俊(山梨大学)
10:35 ~ 12:00 JX日鉱日石エネルギー株式会社 中央研究所見学ツアー    
12:00 ~ 13:00 休憩(昼食)    
13:00 ~ 14:00 「水グリコール系作動液の特徴と最近の開発動向」 株式会社MORESCO 兼松 直弘
  含水系作動油の一種である水グリコール系作動液は,火気の危険性の高い鋳造現場などの油圧設備で利用されている.本セミナーでは水グリコール系作動液の性能上の特徴と,最近の開発動向として消費電力低減への含水系作動油からのアプローチについて紹介する.
14:00 ~ 14:10 休憩    
14:10 ~ 15:10
「環境対応型難燃性作動油」 日本クエーカー・ケミカル株式会社
武田 健吾
  近年,地球環境に対する意識が高まり,産業界での環境負荷低減は必須になっている.潤滑油に関しても例外ではなく,近年では生分解性潤滑油の適応,拡大が挙げられるようになった.今回は環境対策として生分解性に優れる脂肪酸エステル系作動油の特徴について報告する.
15:10 ~ 15:30 休憩    
15:30 ~ 16:30
「省エネルギー型油圧作動油の最新動向」 JX日鉱日石エネルギー株式会社
置塩 直史
  油圧システムにおける省エネルギーは永年の課題であり,省エネルギー型油圧作動油を適用する場面が増えている.省エネルギー型油圧作動油は,従来の油圧作動油から交換するだけで設備の消費電力削減が可能であり,新たな設備投資を必要としないのが特長である.ここでは,その最新適用事例を紹介する.
16:30 ~ 16:40 閉会の挨拶,アンケート記入    
企画委員  饗庭 健一 (東京計器)
<参加費> ※参加費にはセミナーの聴講料およびテキスト1冊の代金が含まれます.
(1)事前登録(締切日:平成24年10月31日厳守)
正会員・賛助会員企業の社員

名誉会員・名誉員
シニア員・ジュニア員
学生会員 *1

工業会会員企業の社員
共催・協賛団体の正会員

一般
14,000円 5,000円 16,000円 19,000円
(2)事前登録締切日以降

正会員・シニア員・ジュニア員 *2
賛助会員企業の社員

名誉会員・名誉員
学生会員

工業会会員企業の社員
共催・協賛団体の正会員

一般
15,000円 7,000円 17,000円 20,000円
*1 会員資格について不明な点は,事務局までお問い合わせください.
*2 事前登録締切日以降は,シニア員・ジュニア員の参加費は正会員と同じになります.
 
参加登録料は下記のいずれかでお支払いください.
 銀行振込(三井住友銀行 日比谷支店 (普)7611417)または 郵便振替(00110-3-133690)
 名義:シャ) ニホンフルードパワーシステムガッカイ
 

参加登録はこちらから→

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問い合わせ先
(社)日本フルードパワーシステム学会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館 別館102  
Tel: 03-3433-8441,Fax: 03-3433-8442,e-mail: info@jfps.jp
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