国際交流 産学連携
 

 

 
会長 築地 徹浩
 

  本学会は、平成24年度に一般社団法人へ移行して3年が経過し、一般社団法人としての学会運営も順調に行われています。また、私は会長を仰せつかってから約1年が経過いたしましたが、この1年、学会が会員の皆様にとってより魅力的なものであるようにと、の思いから様々な施策に取り組んでまいりました。特に国際的な学術基盤の強化、産学連携の強化、財政基盤の強化等に力を入れてまいりましたが、その成果はいかがでしょうか。
 学会活動の意義は、会員の皆様がその活動から得られる成果に魅力を感じ、学会活動に多数参画されることであり、このことが学会のさらなる発展につながるはずです。今後も、学会活動の意義を見つめ直しつつ、その活動から得られる成果を会員の皆様と供用したいと考えています。引き続き協力をお願いします。
さて、最近の経済は、7月の月例経済報告において、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。」と判断されているようです。必ずしも今後の経済が順風満帆と言う訳にはいかないようですが、学会の定める基本方針の一つである財政基盤の強化にも追い風になろうかと思います。
 次に、産学連携については、一昨年度来、工業会との連携を積極的に深めて来ました。この絆を一層深めると同時に、昨年作成した“フルードパワー研究者リスト”および“出前講座”やセミナーなどのより一層の充実を推進してまいります。また、新たに始まりました研究委員会として、『国内外のフルードパワーシステム研究開発動向調査委員会』は、国内外の研究開発動向を調査し、国内で注力すべき研究開発テーマを探究することを目的にしています。本委員会は、産学連携に貢献していくものだと確信しています。さらに、昨年9月にIFPEX2014が開催されました。学会はカレッジ研究発表コーナーに参加し、大学関係者による研究成果が発表されましたが、これも産学交流の良い機会になりました。
 学会として重要な基盤は、財政基盤とともに学術基盤です。学術基盤は、学会としての存在意義を示すために必要不可欠です。特に、昨今の社会的グローバル化にともない国際的な学術基盤が重要となっています。学会では、春と秋の国内講演会および3年に一度の国際シンポジウムを主催しています。春の講演会は総会とともに東京で開催されますが、秋の講演会は東京以外で開催されます。昨年は松江市で国際シンポジウムを開催した関係で秋の講演会は中止しましたが、恒例となった中国との日中ワークショップおよび若手研究者の派遣等をとおして活発な交流がありました。今年は新たに韓国の学会への使節団の派遣を計画しており、さらに積極的な学術基盤のグローバル化を目指してまいります。
 一方、論文投稿につきましては、2013年1月から電子投稿に移行しましたが、論文数の減少には頭を悩ましているところです。フルードパワーシステム学会論文集および英文論文集であるJFPS International Journal of FluidをJ‐STAGEで公開する等、様々な論文数増加のための試みを始めています。今後、論文投稿増やすには、学術基盤の一つである講演会および論文集の規模や質を高めていく必要があると思っています。因みに、昨年松江市で開催された国際シンポジュウムでの優秀論文がJFPS International Journal of Fluid Power Systemに掲載される予定です。
 このところグローバル化が加速度的に進展している社会環境の中で、本学会においてもフルードパワーの観点からグローバル化を推し進める必要があります。特に今年は、学会の英文のHPを充実させていきたいと考えています。
 以上述べてきましたように、今後も引き続き、本学会での3つの方針すなわち財政基盤・産学連携・国際的学術基盤のそれぞれの強化を進めてまいりたいと思います。
 最後になりましたが、フルードパワー技術の発展を目指し、微力ながら最大限の努力をしてまいります。今後とも、会員の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

 
2015年7月
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