TOP > 学会について > 会長挨拶
 
 
 
第26〜27期 会長 中田 毅

 このたび会員の皆様のご推挙により,池尾 茂前会長のあとを継ぎ,第26〜27期会長を務めさせて頂くことになりました.会員,役員および事務局の皆様と力を合わせ,学会の発展に向けこの重責を果たすべく努力をして参りたいと思います.何卒ご支援,ご協力のほど切にお願い申し上げます.
 現在の機械工業分野では,環境性,省エネ性,感性などさまざまな技術分野との関わりが不可欠となり,いわゆる境界領域が注目されるようになっております.流体工学,トライボロジー,制御工学をはじめとする境界領域を扱うフルードパワー技術は機械工業装置の基盤技術として一層重要性が増してきており,本学会の活動の意義はますます高くなるものと確信しております.本学会は,フルードパワー技術という専門を同じくする人たちに共通の場を提供して当該分野の発展と育成に貢献することに加えて,当該分野と他の分野や一般社会との接点としての役割も有しております.従って,本学会が会員や社会に対してどのような有益な情報やサービスあるいは活動の場を提供し得るかということがきわめて重要と考えられます.期待される本学会の発展に向けて,当面以下の4点を重点に積極的な学会活動を推進して参りたいと考えております.

1.学会基盤の強化・確立
 ここ数年,会員の確保と財政基盤の確立が重点課題として提示され,前者については,会員の高年齢化という懸案課題が改善されつつあり,賛助会員の増加とともに会員数の減少にも歯止めがかかりつつあります.また,後者については会員数確保による会費収入,企画・集会事業収入および広告収入の増強が図られ,収支のバランスも改善しつつあります.社団法人格の維持と充実した学会活動を実施していくためには,組織の整備や健全な学会運営など学会基盤の強化・確立が基本であり,今後も引き続きこれら根本課題の解決に向け努力して参ります.

2.産学連携の強化
 発展の著しい電動パワーを凌駕するフルードパワーとその応用分野の新展開を如何に進めていくべきか,明確な指針を提示することが求められております.例えば,目標を明確に設定した研究開発プロジェクトを立ち上げ,緊密な産学連携で実施・評価し,その具体的成果を世界に発信する推進役としての役割を担っていくことも重要と考えております.

3.人材の育成
 次世代を担う若手技術者を育成,刺激する学会活動の一環として,「若手育成フルードパワー道場」や「入門者向き基礎講座」が実施されております.これらを含め,より効果的な企画,取り組みを目指していきたいと考えております.

4.国際化の推進
 英語版ホームページや英文論文集の充実を図り,本学会活動を広く海外に発信し,学会の国際化を推進して参ります.特に,世界に通用する学術評価機関としての地位の確立に向け,努力していきたいと考えております. 期待される学会へ更に躍進するためには本学会会員はもとより,(社)日本フルードパワー工業会殿をはじめとする関係団体・機関のご協力とご指導が不可欠であり,各位に絶大なるご支援をお願いする次第です.

 
2010年8月2008年7月|2006年7月|2005年1月2004年8月2004年1月2002年5月